ベル自動車工業からのお知らせ?

ベル自動車工業のNo.1営業(下から数えても・・・)からのお知らせ?

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前回からの続きで・・・

タービン交換して行きます。

見積りの段階では、すんなり外せるかと思っていましたが、思ったより手間取りました。

エンジンルーム上から・・・

下から・・・

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外れました。

途中の写真は・・・

ここでタービン不具合での重要なチェック事項が・・・

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オイルの配管です。

エンジン本体から、ここにオイルが入って来ます。

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ここから出てタービンに送られます。

ここで分かりましたか?

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入口側アップ写真


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出口側アップ写真・・・

入り口側はオイルで濡れてる感じですが・・・

出口側はガサガサにスラッジが付いています。

配管内が詰まりを起こしオイルが通らなくなっていました。

人間でいう血管内にドロドロになった血液(コレステロール)が内側にこびり付き、だんだんに詰まるのと一緒です。
オイルのメンテナンスが悪く汚れの溜まった汚いオイルが循環して今回の故障が発生しました。

順番的には・・・

①エンジンオイルメンテナンスが悪くオイルの配管につまりが発生。

②詰まった配管からオイルが供給されないのでタービンが潤滑出来ず焼き付き。

③焼き付きを起こしタービンシャフト部が破損してガタガタになり、異音とタービンの羽根が羽織人具を削って鉄粉が出る。

こんな感じです。

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結構地味な作業の繰り返しで物凄く時間が掛かりましたが、完成しました。

試乗チェックでエンジン本体にも影響は出ていない様です。

結構走行の多い車両でしたが、この後元気に走り続けてくれればと思います。

有難うございました。



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エンジンよりガラガラ音がするプジョー308の修理入庫です。

いつもの様に???急に始まっていますが・・・

ターボの配管内の写真です。

異音の場所はエンジンを掛けて直ぐに分かる感じでタービンより異音が出ていました。

点検を進める為に配管から外し始めて・・・


あぁ~

ですよね・・・

と言う感じに鉄粉がいっぱい付いていました。

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黒いパイプ内が白っぽくなっているのは、タービン部分で削られたアルミ紛です。

粒子がすごく細かいですが・・・

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こちらを見ると・・・

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まあまあ荒い物が・・・

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こちらは・・・

余りと言うか殆ど無く・・・

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インタークーラーを外して点検と掃除の為に・・・

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入り口側には大量に鉄粉が入っています。

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出口側には???

殆ど無い???

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パーツクリーナーを注入し洗浄開始です。

注)大量に鉄粉が入っていたので交換をしたかったのですが、トータルの費用を考えると現実的ではない修理費用になってしまうので、100%は無理かと思いますが出来る限りキレイに洗浄する事に。

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数回洗浄した後に排出した洗浄液ですが、こんなに鉄粉が出て来ます。

ちょっと厳しいなと思いつつ・・・

嫌になるくらい繰り返し洗浄液を入れては振って流してエアーで飛ばしての繰り返しで・・・

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ほぼキレイになった事にしました。

ちなみに、なぜインタークーラーの出口側にほとんど鉄粉が無かったかと言うと・・・

構造に理由と故障が良い方に転がっていました。

インタークーラーの入り口と出口が上部に隣り合わせに有ります。

流れ的にタービンで圧縮された空気が入り口(右)から入りクーラーチューブ右半分を通り下部のタンクに行きます。

下部タンクでUターンしてクーラーチューブ左半分を通って出口側からスロットルバルブの方へ出て行きます。

この時タービンの破損でオイル漏れを起こしていたので空気と一緒にオイルも回っていました。

インタークーラー内に沢山のオイルが溜まっていたので、ここに鉄粉が吸着して出口側には殆ど出てこなかった用です。

フィルターの役目をしてくれた感じです。

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スロットルバルブ手前の配管に

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スロットルバルブを点検しましたが、共に殆ど鉄粉が回っていませんでした。

ほんの少しは有りますが・・・

疲れたので今回はここまでで・・・

結構な費用と手間が掛かる修理ですが、そんな中にもラッキーが有ったお話でした。




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以前エアコンの効きが悪いとのご相談を受けて、点検させて頂いた車両です。

その時はエアコンガス圧力が少し低くガスを少し補充しても圧力の上りが・・・

おかしかったので、次効きが悪くなったら本格的な修理が必要ですよとしていた車です。

翌シーズンに入り全く効かなくなったとの事で入庫です。

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いきなりコンプレッサーが外れていますが・・・

入庫時の点検の結果、コンプレッサー焼き付きで交換になります。

前回の点検でコンプレッサーの不良が考えられると話していた事が、その通りになってしまいました。


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費用を抑えて治せる様にリビルト品で交換をします。

(中古や故障品を再生して新品同様にした物です。)


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取付けが出来ましたが、これだけでは修理は完了出来ません。

コンプレッサーが焼き付きをしていたので、削れた鉄粉などの異物が他へ廻っている可能性が有ります。

ホースや配管内にそれらの物がないか点検です。


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特に無かったのでコンデンサーについているレシーバータンク内のストレーナーや活性炭の交換です。


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上は新品活性炭です。


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タンクに活性炭を入れ・・・


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ストレーナーを取付け・・・


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写真が残っていませんが、ガスサイクル内の真空引きをしてコンプレッサーオイルとエアコンガスを充てんして完成です。


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前回にして試運転で問題なく冷える様になっています。

エアコンの修理も自社で行っています。

今回はニッサンルークスでしたが、国産も輸入車も修理しています。



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