以前エアコンの効きが悪いとのご相談を受けて、点検させて頂いた車両です。
その時はエアコンガス圧力が少し低くガスを少し補充しても圧力の上りが・・・
おかしかったので、次効きが悪くなったら本格的な修理が必要ですよとしていた車です。
翌シーズンに入り全く効かなくなったとの事で入庫です。
いきなりコンプレッサーが外れていますが・・・
入庫時の点検の結果、コンプレッサー焼き付きで交換になります。
前回の点検でコンプレッサーの不良が考えられると話していた事が、その通りになってしまいました。
費用を抑えて治せる様にリビルト品で交換をします。
(中古や故障品を再生して新品同様にした物です。)
取付けが出来ましたが、これだけでは修理は完了出来ません。
コンプレッサーが焼き付きをしていたので、削れた鉄粉などの異物が他へ廻っている可能性が有ります。
ホースや配管内にそれらの物がないか点検です。
特に無かったのでコンデンサーについているレシーバータンク内のストレーナーや活性炭の交換です。
上は新品活性炭です。
タンクに活性炭を入れ・・・
ストレーナーを取付け・・・
写真が残っていませんが、ガスサイクル内の真空引きをしてコンプレッサーオイルとエアコンガスを充てんして完成です。
前回にして試運転で問題なく冷える様になっています。
エアコンの修理も自社で行っています。
今回はニッサンルークスでしたが、国産も輸入車も修理しています。
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